病変部の切除や修復を外科的に行います。肺癌では、腫瘍が周囲・他臓器に浸潤転移していない場合、手術が最も治療成績が高いことが証明されています。
肺癌の標準的な手術は、肺葉切除術(右肺は3つ、左肺は2つの肺葉に分かれています)とリンパ節郭清です。
日本呼吸器外科学会専門研修連携施設
主に呼吸器外科に従事 | 2名 (うち呼吸器外科専門医(更新3)1名) |
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当病院では、胸腔鏡手術が一般化する以前より、気胸や肺癌、転移性肺腫、縦隔腫に対して、胸腔鏡を使って小さな孔のみ、あるいは約5cm程度の小さな開胸で安全な手術を行ってきました。
最近は肺癌の9割以上で3㎝以下の4つの孔による胸腔鏡下手術を行っております。進行肺癌や血管への浸潤などが疑われる肺癌の場合には安全性を重視し開胸での手術を行います。
また、手術ロボット(ダヴィンチ)を用いた手術を令和3年5月より開始し、現在は肺癌と縦隔腫瘍に対して導入しております。
以下の病気の外科治療をしています。